施設での車椅子選び|自動ロック式に変えて転倒リスクを減らせた話

「施設での車椅子選び|自動ロック式に変えて転倒リスクを減らせた話」
にわじい

車椅子が動くから怖いのじゃ・・・

ひよこ

自動ロック式を試してみようか!

介護施設での生活に欠かせない「車椅子」
選び方ひとつで、安全性や安心感が大きく変わることをご存知でしょうか?

今回は、父が介護施設で使用していた車椅子を「自動ロック付き」に変更したことで、転倒のリスクを減らせた体験をもとに、車椅子選びのポイントや注意点をわかりやすく紹介します。

🤔「どんな車椅子を選べばいい?」
😲「安全性を重視するなら何を見ればいい?」
と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

このページで分かること

✅施設の車椅子で起きやすいヒヤリハットと、その原因

✅自動ロック式に変えてよかった点・気をつけたい点

✅相談するときに伝えるとスムーズなポイント

こんな人にオススメです

🚩親が車椅子から立とうとして転びそうで不安な方

🚩施設の車椅子を見直したいけれど、何から相談すべきか迷っている方

目次

施設の車椅子に感じた小さな不安

施設の車椅子に感じた小さな不安

介護施設で使う車椅子は施設が用意したものを利用することが多いです。
費用の負担がなく、すぐに使えるという点ではありがたいです。
ただし、「安全に使えるかどうか」は別の話。

車椅子を見て、最初に感じたのは、ロック機能の操作がわかりづらいことでした。
職員の方は慣れていても、本人にとっては使いにくい。
そのため、固定したつもりでも動いてしまうことがありました。

また、足元のスペースやフットレストの上げ下げがスムーズでないことも、気になりました。
「ちょっとしたこと」に見えるかもしれませんが、これが日々の生活の中でストレスや事故につながる危険もあるのです。

車椅子は移動だけに限らず、「長時間座る生活の居場所」にもなります。

そのため
❌「とりあえず使えればいい」
「安心して使えるか?」
この視点が大切になります。

実際に起きたトラブルとその原因

実際に起きたトラブルとその原因

ある日、施設から「転倒事故がありました」との連絡が入りました。

幸いにも大きなケガには至らず、一安心。
詳しく話を聞くと、
車椅子のロックが不完全で、本人が立ち上がろうとした際に車椅子が動いてしまった
のが原因でした。

このとき使用していたのは、施設備え付けの手動ロック式車椅子。

ロックレバーが固く、きちんと止まっていない状態だったようです。
本人にもロックの状態を確認する習慣がなく、職員も常にそばにいるとは限りません。

また、ロックの効き具合には個体差があり、「しっかりロックしたつもりでも動いてしまうことがある」と職員からも報告がありました。

安全であるはずの車椅子が、かえってリスクを生むという状況が起きていたのです。

このトラブルをきっかけに、「本人の状態に合った車椅子を選ぶ」ことの重要性を痛感しました。

親の介護について相談したいときはこちらの記事をご覧ください。
親の介護、まずどこに相談すればいい?

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厚生労働省 福祉用具|ヒヤリハット

車椅子を含む福祉用具のヒヤリハット事例集です。
「こんな事が起きるんだ・・・」と考えさせられる事例集です。

転倒を防ぐために選んだ自動ロック式

転倒を防ぐために選んだ自動ロック式

転倒のリスクを再認識した私たちは、「車椅子そのものを見直す」ことを考えました。
職員にも相談し、候補に挙がったのが 「自動ロック式車椅子」です。

◆ 自動ロック式とは?

自動ロック式の車椅子は、座面から身体が離れると自動的にタイヤにブレーキがかかる仕組みです。
使用者が立ち上がると、車椅子が動かないよう固定されます。
この機能により、「ロックをかけ忘れてしまう」「ロックが甘かった」といったヒューマンエラーを防げるのです。

◆ なぜ選んだのか?

施設の環境では、すべての動作を職員が確認できるわけではありません。
また、本人も手動ロック操作を完全に理解・実行できる状態ではありませんでした。
「安心できる選択肢」として、自動ロック式は理にかなっていたのです。

◆ 導入の際に確認したこと

  • 利用には月額レンタル料がかかる(施設によって異なりますが、2,000~3,000円程度が相場)
  • 使用に際し、本人の身長や体格に合うかを事前にチェック
  • 職員も扱いに慣れているか、施設側の運用実績を確認

結果として、導入後は車椅子の動き出しによるヒヤリとする場面がなくなり、本人も職員も安心して日常を過ごせるようになりました。

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ピジョンタヒラ公式サイト

自動ロック式車椅子を紹介しています。
自動でロックがかかるのは便利❗なにより安心感がありますね。

費用はどうなる?自前 or レンタルの考え方

費用はどうなる?自前 or レンタルの考え方

車椅子の見直しを考えるうえで、気になるのが「費用」の問題です。
施設で使用する場合、自前で用意するべきか、それともレンタルを利用するかで悩む方も多いのではないでしょうか。

◆ レンタル車椅子の費用と特徴

多くの介護施設では、追加料金で高機能な車椅子をレンタルすることができます。
自動ロック式などの安全機能がついたタイプは、月額5,000円前後が一般的な相場です。

  • メリット:
    • 故障時の交換や点検対応がある
    • 利用者の状態に応じてモデル変更ができる
    • 施設側で管理・保管してくれるケースも多い
  • デメリット:
    • 長期利用すると、累積コストが高くなる
    • 所有権は施設や業者にあり、退所時に引き継げない
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フランスベッド介護レンタル.com
自動ブレーキ付車椅子【セーフティオレンジ】の場合、1ヶ月\6,000-でレンタルできます。

◆ 自前で用意する場合のポイント

一方で、市販の車椅子を購入して持ち込むという選択肢もあります。
自動ロック式などの安全機能付きタイプでは、5万円〜10万円程度の費用がかかることが一般的です。

  • メリット:
    • 好みのデザインや機能を自由に選べる
    • 長期的にはコストを抑えられる可能性もある
    • 退所後も使い続けられる
  • デメリット:
    • 故障時の対応は家族が行う必要がある
    • サイズ調整・パーツ交換などの管理が必要
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YAMASHITA ONLINE STORE
価格・デザイン・機能、あらゆる種類の車椅子を販売しています。レンタルもあり。

◆ 我が家がレンタルを選んだ理由

我が家では、施設内での運用のしやすさと、トラブル時の対応を考慮し、レンタルを選びました
初期費用はかかりませんが、月額コストはかかります。
(うちの場合、月額5,000円でした。😊)
それでも、転倒リスクが下がることによる安心感には代えられないと感じています。

介護に関する費用についてはこちらの記事をご覧ください。
川崎市麻生区の介護施設の費用相場は?入居一時金・月額費用と補助制度【2025年版】
介護保険の申請が不安な人へ|親の要介護認定までの流れと体験談

本人が安心できる操作性も大切

本人が安心できる操作性も大切

安全性の向上と同じくらい大切なのが、「本人がストレスなく使えること」です。
車椅子の使い勝手は、日々の生活の中で小さな“安心”や“自信”につながります。

◆ ロック操作の難しさがストレスに

施設で一般的に使われている手動ブレーキタイプは、自分でレバーを動かす必要があるため、握力が弱い高齢者にとっては使いにくいことがあります。
ブレーキをかけたつもりでも、完全に固定できていないこともあり、ちょっとした動きが転倒につながることも。

このような「ちゃんと止まっているか不安」という気持ちは、日常の中で本人に小さな緊張や不安を与えてしまいます。

◆ 自動ロック式は“考えなくても止まる”安心感

自動ロック機能がついた車椅子は、立ち上がると自動的にブレーキがかかる仕組みになっています。
使う本人がブレーキの操作をしなくてもよいため、「動かしてはいけない時に動いてしまう」リスクが大きく減ります。

また、本人も「これなら安心して座っていられる」と感じることができ、操作ミスへの不安や、職員への遠慮などからも解放されます。

◆ 安心感が自立をサポートする

「安心して座れる」「自分で立ち上がっても心配ない」といった感覚は、心理的な自立にもつながります。

小さな動作に不安を感じると、どうしても誰かに頼る回数が増えてしまいますが、安心して使える車椅子は本人の“できる”を守る道具にもなります。

施設スタッフとの連携もポイント

施設スタッフとの連携もポイント

車椅子の変更は、施設スタッフと連携して進めることが大切です。
特に、安全面にかかわる変更なので、現場の理解と協力が必要です。


◆ 変更の理由をしっかり伝える

「なぜ自動ロック式に変えるのか」という理由や目的を共有することはとても重要です。
🦽「以前、ブレーキがうまくかからず転倒したことがある
😫「操作が難しく、不安がある」
といった具体的な理由を伝えることで、スタッフ側も納得感を持って対応できます。


◆ 現場での扱いやすさも確認しておく

自動ロック式の車椅子は、慣れていないと扱い方に戸惑うこともあります。
導入前にスタッフからの意見を聞くのもおすすめです。
特に、日常的な介助や移動をサポートする職員の声は、実際の使い勝手や運用上の注意点を知る手がかりになります。


◆ 日常的な使用状況をフィードバック

変更後もしばらくは、不具合や使いにくさがないかを確認する期間を設けると安心です。
実際に使ってみて、スムーズに動作しているか、ロックが確実にかかるかなどを職員と共有しながら、必要に応じて調整していきましょう。


施設との良好な関係づくりは、本人にとっても安心感につながります。
車椅子の変更という小さな対応であっても、家族側・施設側の双方で支える意識が大切です。

費用負担と安心のバランスを考える

費用負担と安心のバランスを考える

車椅子の種類によって、月額の利用料は様々です。
特に、自動ロック機能付きなどの安全性が高い車椅子は、標準タイプよりも費用がかかるケースが多いです。


◆ 追加費用が発生する理由

自動ロック式の車椅子は、内部にブレーキシステムが組み込まれており、安全性を重視した設計になっています。
その分、購入価格やメンテナンス費用が高いため、施設側としても利用者に月額の追加料金をお願いすることがあります。


◆ 安心を“コスト”だけで判断しない

確かに費用は家計にとって重要なポイントです。
ですが、転倒によるケガや入院のリスクを考えると、数千円の追加費用で安全性が高まるのであれば、将来的な医療費や介護負担の軽減にもつながります。

たとえば、「あのときロックが効いていれば…」という後悔を減らせることを思えば、安心への投資ととらえる考え方もあります。


◆ 施設との相談で柔軟な対応も

施設によっては、「一定期間のお試し使用」や「状況に応じた減免制度」などがある場合もあります。
気になる場合は、スタッフに遠慮なく相談してみることをおすすめします。


家族としては「安全に暮らしてほしい」という気持ちが何よりも強いもの。
少しの費用負担であっても、それが本人の安心と笑顔につながるなら、前向きに考えてみてもよいかもしれません。

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様々な種類の車椅子がありますね。
施設側から勧められる車椅子と比べてみるのもイイかもしれませんね。

まとめ|本人に合った車椅子が安心につながる

まとめ|本人に合った車椅子が安心につながる

介護施設で使う車椅子は、ただの移動手段ではありません。
本人の安全と快適さ、そして家族の安心を支える大切な生活道具です。


◆ 小さな違和感を見逃さない

「ちょっとブレーキが扱いづらそう…」
「操作方法が分かりにくいかも…」

そんな小さな違和感が、大きなトラブルにつながることもあります。
実際にトラブルが起きてから対応するより、早めの見直しが安心につながります。


◆ 安全性と費用のバランスを考える

自動ロック式の車椅子など、安全機能が充実したタイプは費用がかかることもあります。
でも、「転倒してしまったら…」というリスクを考えると、安心への投資として前向きに捉えることもできます。


◆ “本人に合った1台”が毎日を支える

大切なのは、「施設にある標準の車椅子」ではなく、その人にとって最も使いやすい車椅子を選ぶこと。
そのためには、施設スタッフと相談したり、実際に試してみたりすることも有効です。


毎日使うものだからこそ、本人に合った車椅子の選択が、転倒リスクの軽減と生活の質の向上につながります。
ほんの少し踏み込んで確認してみることで、後悔のない選択ができるはずです。

よくある質問(FAQ)

自動ロック式は誰に向く?向かない?

立ち上がろうとしてヒヤッとすることがある方や、手動ブレーキ操作が難しい方に向くことがあります。まずは施設スタッフや福祉用具事業者に、本人の状態に合うか相談すると安心です。

施設でレンタルできない場合は?

施設でレンタルできない場合は、外部のレンタル事業者を検討してみましょう。どちらを利用するにしても施設側とよく相談することが本人にとって大切です。

ブレーキ機能が短くて使いにくいときは?

ブレーキレバーが短いと、力の弱い高齢者には使いにくいことがあります。

施設職員さんと相談してブレーキレバーにグリップ等を追加するなど対策を施しましょう。

ブレーキの効き具合が左右で違うのですが・・・

ブレーキの効き具合は調整が可能です。専門的な調整が必要になるのでレンタル事業者もしくは施設職員に相談して、ブレーキの効き具合を調整してもらいましょう。

正しく使えるか不安です。

施設職員さんや福祉用具事業者に相談し、使い方を教えてもらいましょう。そばに付き添ってもらい、自動ブレーキが動作するか確認したうえで利用すると安心です。

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